筑波大学の社会貢献・地域連携に関する情報をご提供します

社会貢献プロジェクト

令和元年度社会貢献プロジェクト

科学振興

国際

文化・地域活性化

環境

健康・医療・福祉

防災・震災復興

その他

令和元年度社会貢献プロジェクト一覧

科学振興
地域社会貢献のための小中高校生への理科教育啓発活動
所属・氏名 数理物質系
後藤 博正
概要

電子工作(ラジオ工作や静電気センサーの製作)、液晶、科学実験、静電気の実験など物理基礎実験およびデモンストレーション実験を通し、茨城県内の小中高生への理科系啓発活動を行う。また、つくば理科学シンポジウムを行う。これにより国際理科教育を実践する。

学生によるサイエンスコミュニケーションの実践~筑波大学サイエンスコミュニケーショングループSCOUT~
所属・氏名 生命環境系
Matt Wood
概要

筑波大学サイエンスコミュニケーショングループSCOUT(スカウト) は平成22年度社会貢献プロジェクトに採択されてから活動を開始し、筑波大学キッズユニバーシティや国際植物の日での科学実験教室だけではなく、つくば市内のショッピングセンターやBiviつくばでの等での活動を精力的に行ってきた。NHKをはじめとするテレビ番組でも実験を行うなど、筑波大学の社会貢献活動としての認知度も上がっている。今後も継続的に活動を続けたい。

TSUKUBAX bio art project
所属・氏名 芸術専門学群
島田 千聖
概要

総合大学である筑波大学の特色を生かし、生物と芸術の融合を試みた企画。生物の神秘的で一般には未知の領域の難しい内容を芸術を使うことで可視化し、わかりやすく美しい作品にして展示をする。それにより、生物関係の一般普及や生物への学術的理解度を高めるとともに生物の良さを伝えることで関心度合いを高めることにつながる。また、情報学群、生命環境学群、芸術専門学群のいるこの企画は「開かれた大学」の筑波大学の良さを伝えることにもつながるだろう。

人工衛星の開発と利用を通した体験実習型ワークショップによる地域・社会貢献プロジェクト
所属・氏名 システム情報系
亀田 敏弘
概要

新しい教育方法として近年導入が進められているPBL(Project Based Learning)形式の体験型ワークショップを,人工衛星開発と運用で培われた知見と経験に基づいて実施する。具体的には,①人工衛星からの信号受信を体験するワークショップ,②蓄積された地球観測衛星のデータ利用と分析の基礎を体験するワークショップ,③人工衛星搭載機器を素材としたデータ計測と通信を教材として活用するワークショップ,を開催する。

国際
国際都市つくばの新しい国際化施策―定住外国籍児童に対する「職育」プログラム
所属・氏名 人文社会系
明石 純一
概要

つくば市に居住する外国籍住民、おもに青少年や児童に対する職業教育(以下、「職育」)支援を実施する。彼(女)らに対する日本語教育やキャリアアッププログラムの提供が、本プロジェクトの中心的な活動内容である。これを進めるにあたっては、平成30年度までに構築した大学、自治体、大使館・領事館、公立高校・中学校、外国人学校、NPO、教会、民間企業、支援対象者との協力体制をさらに強化し、「職業レディネス(準備)テスト」やキッザニア講習など複数の体験型教育を提供する。

筑波大学発SDGs活動発信拠点形成とつくばSDGsパートナーの育成
所属・氏名 生命環境系
田村 憲司
概要

つくば市は、2018年2月に「持続可能都市ヴィジョン」を発表し、同年6月には、国から「SDGs未来都市」に選定された。これに基づき、行政、民間、市民などあらゆる関係者の間で、持続可能なまちづくりに向けたパートナーシップを深めるとともに、連携・協力を促進している。つくばSDGsパートナーを育成する本事業は、筑波大学とつくば市が連携して、持続可能なまちの実現に向けて、取組を行っている方や、これから取組みたい方、取組に興味がある方に加入いただき、参加メンバーが主役となったまちづくりを進めるためのネットワークを形成するものである。

⽂化・地域活性化
哲学カフェによる地方創生〜「町を日本の故郷にする」プロジェクト
所属・氏名 人文社会系
五十嵐 沙千子
概要

大震災以後、加速する人口流出と深刻な高齢化に直面している過疎の町は多い。岩手県花巻市もその一つである。われわれはこれまで2年間に渡りこの花巻の活性化に貢献し、今年度はさらに、津波で甚大な被害を受けた沿岸部山田町にも貢献の場を広げてきた。次年度はこの取組を根付かせるとともに、地方創生の成功事例である山口県萩市および徳島県三次市と花巻市・山田町の連携を進め、同時に、県や町の単位を越えた市民・高校生の連携による「新しい形の地方創生」を「哲学カフェ」、特に「ホール・システム・アプローチ」によって進めていきたいと考えている。

マンガでトランスボーダー Vol.4:マンガであなたとつくばと世界をつなごう!
所属・氏名 国際室
森尾 貴広
概要

作品制作、企画編集、学術研究に豊富な経験をもつ本学教員、卒業生、連携関係にある茨城県在住および国内外のコミックス・アーティストによる一般市民を対象としたマンガ制作の体験型ワークショップおよび海外の多彩なマンガの紹介・海外マンガ作家との交流を通じて、現代における国際交流・異文化体験のツールのひとつであるマンガの可能性をアピールし、大学を介した市民と地域社会、世界とのつながりを広める。

コミュニケーション・スキルアップとしての「夏休みアート・デイキャンプ&アートたんけん隊2019」の実施
所属・氏名 芸術系
程塚 敏明
概要

現代のデジタル世代の子供達において、身体感覚や美的創造力を育む美術や音楽などの「情操教育」は、より重要性を増している。本課題は本学芸術領域が行う「こころの支援」であると同時に、アートを通じた「地域活性化」及び「人材教育」である。小学生から高校生までの多様な年代と、芸術を専門とする本学生がふれあうことで、参加者にアートを通じたコミュニケーションと表現する喜びを体感することを期待している。

高齢者コミュニティで作る産学・社会連携プロジェクト:広報誌を介した地域づくり
所属・氏名 人間系
原田 悦子
概要

みんなの使いやすさラボ(以下みんラボ)は, 地域在住の高齢者230名が社会貢献として登録し,学内研究グループや一般企業と共に「モノの使いやすさを考える」活動を継続的に行っている。こうした活動を一般社会へ広く発信・フィードバックしていくために,高齢者会員のボランティア編集委員を中心に,広報誌を継続的に作成・発行している。今後も地域在住の人々と共に「モノの使いやすさ」を考える協働の場として発展させていく。

博学連携による地域文化財の再生と利活用―土浦市における重要遺跡の調査とパブリック・アーケオロジーの展開―
所属・氏名 人文社会系
滝沢 誠
概要

地域の歴史や文化を語る上で重要な文化財の中には、現在の学術的成果に照らしてみたとき、適切な価値評価を欠いているものが少なくない。また、それゆえに地域の中に埋もれ、学校教育や生涯学習の場で十分に活用されていないケースが多い。本課題では、前年度につづき、土浦市教育委員会と連携しながら土浦市に所在する重要遺跡の調査を進め、その成果を広く市民に還元することにより、パブリック・アーケオロジー(公共のための考古学)のさらなる展開を目指す。

Hack My Tsukuba 2019 〜市民の市民による市民のための問題解決〜
所属・氏名 システム情報系
川島 宏一
概要

市民が、解決されていない地域問題を特定し、自ら解決策を考えてゆく運動(Civic Hack)をつくば市において展開する。一方、つくば市役所はこれまで公開されていなかった様々な問題関連データを積極的に公開することによって市民による問題解決の後押しをする。また、市民や企業からの参加者は、課題発見、データ分析、プログラミング等の資源を提供することによって解決策に貢献する。このように、Hack My Tsukubaは、市民や企業の埋もれている資源を自治体の資源と組み合わせることによって、地域の身近な課題については、市民自らが解決して行ける社会づくりに貢献する。

つくば市における外国人児童生徒支援体制の構築
所属・氏名 人文社会系
松崎 寛
概要

近年急増する外国人児童生徒に関わる様々な問題に対応するべく、筑波大学、つくば市教育委員会、吾妻小学校、市民ボランティア団体、つくば市国際交流協会と連携し、問題を解決できる体制を整備する。具体的には、大学生日本語支援者バンクの整備、児童の放課後学習支援スペースの開設、関係機関の職員による連絡会・勉強会の開催、などの実現に向けて、各機関が有している課題の共有と、具体的解決に向けたアイデアの立案を行う。

盆LIVE2019
所属・氏名 人間学群心理学類
阿部 光多
概要

つくば市内に住む大学生、留学生、家族といった様々な人々の交流の場を作ることを目的としている。盆踊りの振り付けを古典の曲のみならず、J-POPといった現代の曲にも合わせて踊るという新しいお祭りを開催する。他にも国際色豊かな店舗の出店や、様々なパフォーマーを呼びパフォーマンスの披露を行ってもらうことを考えている。例年家族連れが多く来場してくださるので、今年は子供向けの曲やパフォーマンスを多く取り入れる。

多様な人々が食でつながり健康になる多文化共生ガーデン
所属・氏名 生命環境系
新保 奈穂美
概要

筑波大学構内ミューズガーデンにおいて、学内外の外国ルーツの人々を含めた地域住民とともに野菜や果物を皆で育て、食の時間を共有する。これにより日常的な交流を生み出し、相互理解のきっかけを作る。本年度は新たに体育専門学類、特に「つくばアスリートレストラン(TAR)」所属学生と連携し、人々の食への意識啓発・心身の健康増進を図る。以上により、地域における多様な人々が食でつながり、健康になる共生社会の実現に寄与する。

環境
温帯域サンゴの重要性の普及啓発に向けた産学連携活動
所属・氏名 下田臨海実験センター(生命環境系)
アゴスティーニシルバン
概要

地球温暖化が進行する中、過剰な高水温を逃れたサンゴは温帯域へ分布を拡大する。そのため温帯域は将来、多様なサンゴの生息する海域に変わるとされているが、「サンゴ=熱帯」のイメージは強く、温帯域のサンゴへの関心は薄い。本事業では、サンゴがまさに増加しつつある温帯域の伊豆半島を舞台に、産学が連携したサンゴの共同調査やアウトリーチ活動を行い、温帯域のサンゴ群落の知識の普及や、保全に向けた啓発活動を展開する。

「いもりの里」をモデル拠点とした谷津田・里山の復元・維持管理ネットワークの継続的発展2019
所属・氏名 生命環境系
丸尾 文昭
概要

「いもりの里」事業では、典型的なある荒廃した谷津田・里山(取手市)を舞台に、地域住民と行政、学術サイドが協働して農村・都市一体型の維持管理ネットワークの構築に成功し、イモリ(絶滅が心配される水生動物)も棲める上質の自然環境を復元しながら、生命環境教育・農業体験・地域産業振興活動などの総合プログラムを実践している。本事業では、「いもりの里」をモデル拠点として発展的に活用・維持しながら、周辺地域への拡充計画策定や周辺小学校での科学体験学習を支援する。

環境マイスターの育成による地域環境教育の推進および環境保全事業
所属・氏名 生命環境系
上條 隆志
概要

本プロジェクトは、環境に対する正しい知識と技能を身につけ、地域社会において環境教育や環境保全の指導者となる市民を育成する事業である。つくば市の水・土.生物などの自然環境、文化・都市環境を習得テーマとし、地域特性の高い環境教育を行う。本事業により認定を受けた環境マイスターはつくば市やNPOが実施する各種事業の中核となって活躍し、市民の環境意識向上及び環境保全活動への積極的な参加に努めることになる。

健康・医療・福祉
医療依存度の高い術後遠隔期の患児・家族への支援 ~心臓病とたたかう子供たちを夢のキャンプ地へ 2019~
所属・氏名 附属病院
柿本 静香
概要

近年高度医療の進歩により難病の子どもたちの救命率が飛躍的に向上した一方で24時間365日の医療的ケアを必要とする医療依存度の高い子どもたちが増加しているが、そのような子どもや家族を支える施設や医療サービスは十分に整備されていない。そこで術後も医療依存度が高い生まれつき重症な心臓病の患児・家族に医療ケア付きのキャンプ場を訪れてもらい、難病を乗り越える喜びや自信・新しい世界への可能性を見出してもらう。

発達障害のある高校生向け大学生1日体験講座〜大学生になる自分を研究しよう〜
所属・氏名 ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター
佐々木 銀河
概要

大学進学を希望する発達障害の高校生が、大学生活のイメージを模擬授業等の体験を通して学びながら、自身の得意な面を活かしつつ苦手な面を補えるよう エンパワメントする大学生1日体験講座を開催する。茨城県内の高校生を中心に全国より参加者を募り、講座に参加した高校生が講座後も自分自身の生活の中から自己理解を深め、関係者と情報共有しながら、高校生活で得られた情報を大学生活までにシームレスに引き継げるよう活動する

『つくばキッズメディカルユニバーシティ2019』 ~小学生対象の医療現場体験ツアー~
所属・氏名 附属病院
関水 千夏
概要

知的好奇心の旺盛な年少期の学童にとって医学・医療の世界は非常に関心度の高い魅力的な分野だが、残念ながらその関心と理解を深める実体験可能な場が本邦では少ない。今回筑波大学近隣地域の小学生を対象に最先端の医学・医療が実体験可能な本企画を開催し多種多様な子供達の興味や能力の醸成と 子供達の将来の職業選択の裾野が広がるきっかけとしたい。また医学的リテラシーの涵養活動を通じて地域社会に医学・医療ひいては本学の魅力を提示する。

摂食障害の予防、早期発見・早期治療、医療連携、社会復帰を目的とした総合的な疾患啓発と疾患教育
所属・氏名 附属病院 精神神経科
塚田 恵鯉子
概要

摂食障害は難治の慢性疾患であるが、早期発見・治療、適切な支援により予後は改善する。しかし、認知度は低く、患者、支援者への疾患教育も十分とは言い難い。また、学校や医療機関との連携もスムーズとは言い難い。そこで、パンフレットやポスター、本、DVD、アニメーション、講演会や勉強会、掲示、配布などを作成し、勉強会、講演会、シンポジウムなどで疾患啓発・教育、連携の促進を行う。さらに、疾患予防や回復の促進目的で、料理教室やアートセラピーを行う。

国際標準心肺蘇生法の普及
所属・氏名 医学医療系手術部(麻酔・蘇生学)
髙橋 伸二
概要

予期せぬ心停止患者を救命するためには、医療従事者が最新の蘇生法に習熟しているばかりでなく、バイスタンダーによる心肺蘇生の実施が不可欠である。本課題は、筑波大学を蘇生教育の拠点とし、医療関係者、救急業務関係者および一般市民に最新の心肺蘇生法を普及することである。最終目的は、茨城県の心肺停止・重症不整脈・虚血性心疾患・脳血管障害による死亡と後遺症発生を減少させ、救命率、社会復帰率において日本の先進地域とすることにある。

ゆうゆうゆう会
所属・氏名 人間学群障害科学類
澤井 雪乃
概要

吃音のある子どもたちが、吃音をもちながら健やかに成長発達できるように支援する会です。筑波大学の学生、茨城県内の言語聴覚士、教員が中心になって、幼稚園児から高校生までの吃音がある子どもたちと遊んだり、話す練習をしたり、吃音の悩みを共有したりして、話すことや存在に自信を持てるように支援します。同じような症状を持っている子どもや大人と会うことで、孤独や不安を少なくし、さらに発表で成功体験をすることで、話すことに慣れていくことを目標とします。

地域市民を対象にしたBLS講習会、健康教育
所属・氏名 医学群医学類
福元 崇人
概要

つくば市や筑西市の地域住民を対象に、BLS講習会や健康教育を行う活動である。具体的には、小中学校に出向いての授業、地域の健康祭りなどへの参加を通し、活動の場を広げている。健康教育に関しては昨年度までに、がん・睡眠・熱中症などをテーマに授業を行い、今後も学校側の要望を踏まえ新たなテーマで健康教育に携わりたいと考えている。

地域在住の父子(男子小児および父親)を対象としたボード・ゲームを用いた運動習慣向上についての検証―医療と芸術の協同した健康創成事業(グルッシーコラボレーション)―
所属・氏名 附属病院
鈴木 康裕
概要

我々は、男子小児およびその父親を対象としたゲーミフィケーションおよびアート系の要素を取り込んだ健康教育教材(ボード・ゲーム)を開発している.この教材を用いることで楽しみながら身体活動量の向上を図ることを目的とし,地域学習塾と連動し教材の有効性の検証を行う.我々は,医療教育の事前配分を行うことで将来の生活習慣病の発症を予防に貢献できることを期待している.なお、この取り組みの被験者リクルートに関しては、大手学習塾によるバックアップ体制が予定されている。(内諾済)

外国人介護職員の就労支援プロジェクト
所属・氏名 医学医療系 保健医療学域
柳 久子
概要

介護の領域にて活躍する外国人介護職者の確保と,より長期的な就労の継続を促進するため,支援活動を展開することを目的とする。社会福祉施設にて雇用契約を結ぶ外国人介護職者を対象に,日本語の向上と介護福祉士資格取得を目指した授業を中心に実施し,介護領域における外国人人材の定着ならびに利用者へのケアの質の向上を図るものである。

いばらき周産期メンタルヘルス向上プロジェクト
所属・氏名 医学医療系
根本 清貴
概要

近年、「産後うつ」をはじめとした周産期メンタルヘルスの取り組みの重要性が叫ばれている。周産期メンタルヘルスは、産婦人科、小児科、精神科と医療機関内外での複数の診療科にまたがった横断的な取り組みが必要なばかりでなく、保健所や児童相談所といった行政との連携も必要となる。本プロジェクトは、茨城県において周産期メンタルヘルスに関わる関係者の「顔と顔の見える」ネットワークを構築する取り組みである。

住民主導型減量支援プログラムの体系的評価
所属・氏名 体育系
中田 由夫
概要

2015年度より、茨城県土浦市において住民主導による減量支援プログラムを開催し、その成果を検証してきた。申請者らが養成したダイエットリーダーは、その活動の幅を広げ、土浦市と連携しながら、今年度も活動を継続する。土浦市としては、2015~2019年度の5年計画で本事業に取り組んでおり、今年度はその最終年度にあたる。そのため、今年度はこれまでの5年間の取り組みを体系的に評価することを主な目的とする。

「する」「みる」「支える」参加者の満足度向上をねらいとしたつくば体操フェスティバル2020の開催
所属・氏名 体育系
本谷 聡
概要

本プロジェクトでは、体操の普及や地域住民の健康づくり・交流の促進をねらいとしたつくば体操フェスティバル(以降、つくば体操フェス)を開催するとともに、「する:演技発表者」「みる:観覧者」「支える:運営委員」といった立場の参加者における諸問題を検討することによって、今後、全参加者にとってより魅力的なつくば体操フェスティバルの在り方に関する基礎資料を得ることが目的である。

キッズヘルスプロモーションプロジェクト
所属・氏名 附属病院 臨床心理部
日高 響子
概要

子どもの頃から、からだや健康について教育を受けることは、自らの健康の維持増進のための行動の選択につながり、非常に重要である。しかし、病や障害などは身近なこととして想像することが難しい。本事業では、病や障害、その人々の生活について映画や医療関係者が作成した教材などを用いて子どもと家族、教育関係者を対象としたワークショップを行い、病や障害、健康や命の大切さについて普及・啓発を図りたい。

防災・震災復興
Tsukuba for 3.11
所属・氏名 応用理工学類
成田 隼翼
概要

震災から約8年が経過したが、東北地方では復興が思うように進展しない地域もあり、未だ多くの方々が避難者としてつくば市に在住している。一方で、そのような避難者の現状を知らず、災害への意識が薄れている市民も少なくない。そこで、私たち学生が、東北地方での活動や避難者との交流の中で得た知識や経験を市民に伝え、また避難者と市民を媒介することで、市民の深い理解を促す立場となる必要があると考える。

その他
農業体験学習を通じた地元小学生の農業理解の推進
所属・氏名 生命環境系
加藤 盛夫
概要

筑波大学つくば機能植物イノベーション研究センター(以下、T-PIRC)農場水田において、地元の栗原小学校「つくばスタイル科」授業における学習課題「地元の農業を知ろう」に協力して、児童に対して田植えおよび稲刈り体験学習を実施する。児童は水田における手植え移植、鎌による手刈り収穫を通じて、農業という生産活動への理解を深め、米づくりや地元農業についての理解につながる。