社会貢献プロジェクト
30年度社会貢献プロジェクト
科学振興
超小型人工衛星の開発と利用を通した体験実習型科学教育による地域・社会貢献プロジェクト
所属・氏名 | システム情報系 亀田敏弘 |
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概要 |
筑波大学が開発した超小型人工衛星ITF-2を活用した内容をさらに発展させ,H30年度に整備が完了する宇宙環境試験設備を用いて,座学では得難い総合 理工学分野の体験実習型教育を行い,中高生や社会人に対する科学振興を行う.中高生に加えて社会人も対象とすることで地域・社会貢献を通して科学の街つくばの拠点である本学の魅力を伝えると同時に,本学学生のサイエンスコミュニケーション能力の涵養も視野に入れる。 |
地域社会貢献のための小中高校生への理科教育啓発活動
所属・氏名 | 数理物質系 後藤博正 |
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概要 |
電子工作(ラジオ工作や静電気センサーの製作)、液晶、科学実験、静電気の実験など物理基礎実験およびデモンストレーション実験を通し、茨城県内の小中高生への理科系啓発活動を行う。また国際ワークショップ(IWP, International workshop on science and patents)において高校生の部(県内中心:英語口頭発表)および口頭日本語を設け、研究発表を英語で行い優秀者を表彰する(海外よりのゲスト含)。これにより国際理科教育を実践する。 |
"多様な人々に対応できる自然観察環境整備"
所属・氏名 | 生命環境系(山岳科学センター) 石田健一郎 |
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概要 |
平成21年10月より一般市民を対象として、施設を公開し自然観察会や講座を定期開催している。当初、参加者の多くは年配者であったが、最近は子供連れが増えつつある。菅平高原の貴重な動植物や自然環境について、子供から大人まで楽しく学べる観察資料としてセルフガイドを作成したい。また、学校団体の利用の際、留学生を対象とする場合もあり、樹木園内の看板についても英語表記やイラストで解説するなどの工夫をしたい。 |
学生によるサイエンスコミュニケーションの実践~筑波大学サイエンスコミュニケーショングループSCOUT~
所属・氏名 | 生命環境系 Matthew C.Wood |
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概要 |
筑波大学サイエンスコミュニケーショングループSCOUT(スカウト) は平成22年度社会貢献プロジェクトに採択されてから活動を開始し、つくば市内児童館での科学実験をはじめ、筑波大学で行われている研究の発信などをホームページで行うなど精力的に活動してきた。震災後は北茨城市等の被災地においても、筑波大学の学生による科学実験を数多く行ってきた。多くの参加者に好評を博しており、今後も継続して活動を行いたい。 |
大学院生による国内外における学術的交流の促進
所属・氏名 | システム情報工学研究科 讃井知 |
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概要 |
筑波研究学園都市のつくば市には国内外から多様な最先端の知見が結集している。弊団体「つくば院生ネットワーク」は2010年からつくばにおける学術的なインフラ作りを目指し,大学内および地域住民に研究成果を発信する数々のプロジェクトを行い,加えて昨年度は他大学との協働関係の構築に取り組んだ。本年度は国内外の学術交流の促進にむけて国際的なプレゼンイベントおよびその参加サポート活動を行う。 |
環境
環境マイスターの育成による地域環境教育の推進および環境保全事業
所属・氏名 | 生命環境系 田村憲司 |
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概要 |
本プロジェクトは、環境に対する正しい知識と技能を身につけ、地域社会において環境教育や環境保全の指導者となる市民を育成する事業である。つくば市の水・土.生物などの自然環境、文化・都市環境を習得テーマとし、地域特性の高い環境教育を行う。本事業により認定を受けた環境マイスターはつくば市やNPOが実施する各種事業の中核となって活躍し、市民の環境意識向上及び環境保全活動への積極的な参加に努めることになる。 |
「いもりの里」をモデル拠点とした谷津田・里山の復元・維持管理ネットワークの継続的発展2018
所属・氏名 | 生命環境系 丸尾文昭 |
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概要 |
「いもりの里」事業では、関東平野に典型的なある荒廃した谷津田・里山(取手市の耕作放棄地)を舞台に、地域住民と行政、学術サイドが協働して農村・都市一体型の維持管理ネットワークの構築に成功し、イモリ(絶滅が心配される水生動物)も棲める上質の自然環境を復元しながら、生命環境教育・農業体験・地域産業振興活動などの総合プログラムを実践している。本事業では、「いもりの里」(地域の宝/サンクチュアリ)をモデル拠点として発展的に活用・維持しながら、周辺地域への拡充計画策定や周辺小学校での科学体験学習を支援する。 |
健康・医療・福祉
住民主導による健康減量教室の普及
所属・氏名 | 体育系 中田由夫 |
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概要 |
平成27年度より茨城県土浦市において住民主導による健康減量教室を開催し、その成果を検証している。申請者らが養成した「土浦市ダイエットリーダー」は、その活動の幅を広げており、平成30年度においても、更なる研鑽を積み、住民主導による健康減量教室を継続的に開催する。なお、本事業の遂行については土浦市側から強い要請を受けている。 |
『つくばキッズメディカルユニバーシティ 2018』~小学生対象の医療現場体験ツアー~
所属・氏名 | 附属病院 渡辺小百合 |
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概要 |
知的好奇心の旺盛な年少期の学童にとって医学・医療の世界は非常に関心度の高い魅力的な分野だが、残念ながらその関心と理解を深める実体験可能な場が本邦では少ない。今回筑波大学近隣地域の小学生を対象に最先端の医学・医療が実体験可能な本企画を開催し多種多様な子供達の興味や能力の醸成と子供達の将来の職業選択の裾野が広がるきっかけとしたい。また医学的リテラシーの涵養活動を通じて地域社会に医学・医療ひいては本学の魅力を提示する。 |
摂食障害の早期発見・早期治療、医療連携、社会復帰を目的とした総合的な疾患啓発と疾患教育
所属・氏名 | 附属病院 塚田恵鯉子 |
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概要 |
摂食障害は難治の慢性疾患であるが、早期発見・治療、適切な支援により予後は改善する。しかし、一般市民および医療者でもその認知度は低く、学校と医療機関、医療機関間での連携も困難な状況である。また、摂食障害患者および家族を含めた支援者への疾患教育も十分とは言い難い。そこで、学校、一般、医療者を対象に疾患啓発、および摂食障害の患者および家族を含めた支援者への疾患教育をパンフレットやポスター、本、DVDなどを理解しやすいツールを用い講演会や勉強会、掲示、配布などを通して行う。 |
2019茨城国体に向けたジュニアアスリートへのメディカルサポート
所属・氏名 | 医学医療系 鎌田浩史 |
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概要 |
2019年に茨城で国民体育大会(国体)が開催される。茨城県では、地元開催であるためアスリートの強化をはかり天皇杯、皇后杯(優勝)獲得を目標としている。その中、国体に向けて強化されているジュニアアスリートに対して、医学医療系と体育系が連携しメディカルサポートを実施する。このようなスポーツ医学の連携は本大学ならではの特徴であり、地域のみならず、日本のスポーツ界に貢献するプロジェクトである。 |
ストレッチング普及支援プロジェクト(簡単ストレッチングマニュアルを利用したセルフストレッチング講座と地域でのストレッチング推進活動)
所属・氏名 | 体育系 大藏倫博 |
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概要 |
ストレッチングは誰でもが気軽にどこでも取り組める運動であるが、一人で継続していくことが難しい。そこで高齢者自身が効果的なストレッチングを実践できるよう、ストレッチング理論、実践方法を簡易化した簡単ストレッチングマニュアルを作成し、セルフストレッチング講座を開催し、自主的に実践できる働きかけをしていく。また総合型地域スポーツクラブと連携し、仲間と一緒にセルフストレッチングが実践できる場所を提供し、ストレッチング普及への取り組みをしていく。 |
アルコール健康障害対策における茨城県の対策推進プロジェクト
所属・氏名 | 医学医療系 吉本尚 |
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概要 |
アルコール健康障害対策基本法が2015年に策定されたことを受け、茨城県のアルコール健康障害対策推進計画が2018年3月に制定される。本取り組みは、茨城県下の同対策の推進のため、地域の医療機関でのアルコール関連問題のスクリーニング、介入、紹介のシステムを改善するツールをweb等で提供するとともに、医療-保健-福祉ネットワークの構築を図る。 |
文化・地域活性化
哲学カフェによる地方創生
所属・氏名 | 人文社会系 井川義次 |
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概要 |
過疎に悩む地域は多い。その一つである岩手県花巻市も、大震災以後加速する人口流出と深刻な高齢化に直面している。この花巻の活性化に貢献することが本プロジェクトの課題である。採択1年目の今年度、われわれは「哲学カフェ」、特に「ホール・システム・アプローチ」によって、立場も属性も全く異なる市民の間に対話の場を作り出すことに成功した。次年度は、花巻に漸く生まれ始めたこの対話の場を根付かせ、直面する問題を自分たち自身で解決していくための持続的で生成的・かつ自立的なシナプスへと形成していくことを課題とする。 |
アートと英語に親しむ「夏休みアート・デイキャンプ&アートたんけん隊2018」の実施
所属・氏名 | 芸術系 太田圭 |
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概要 |
現代社会において頻出する様々な子どもたちの「こころの問題」の要因の一つには、美術(以下アート)や音楽などの「情操教育」の軽視にあると思われる。本課題は本学の芸術領域が行う「こころの支援」であると同時に、アートを通じた「地域活性化」および「人材教育」である。また今回新たに試みる、参加者との対話の中にできるだけ「英単語」を取り入れることは、絵具やモチーフという身近な事物を「英語」という「ことば」で表現することを学ぶ楽しさを同時に提供するものである。本課題を通じ、アートと英語を学ぶ本学学生や留学生とふれあい、参加者にアートと英語が共に親しまれるようになることを期待している。 |
つくさか地域食育支援プロジェクト ~食と協働の学習支援~
所属・氏名 | 附属坂戸高等学校 深澤孝之 |
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概要 |
本プロジェクトは、本校の⾧年にわたる農業教育活動の実績を原資とした農業体験学習支援と、本校の農場産物を給食食材として提供することを通して、近隣小中学校における食育活動の充実に貢献しようとする取り組みである。またこのプロジェクトでは、本校農場を多目的な教育フィールドとしてとらえ、様々な特性を持った児童生徒たちが学校の枠を超えて包括的に学習できる、地域における新たなインクルーシブ教育の場としての活用を提案し実現しようとするものである。 |
Hack My Tsukuba ~市民の市民による市民のための問題解決~
所属・氏名 | システム情報系 川島宏一 |
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概要 |
市民が、解決されていない地域問題を特定し、自ら解決策を考えてゆく運動(Civic Hack)をつくば市において展開する。一方、つくば市役所はこれまで公開されていなかった様々な問題関連データを積極的に公開することによって市民による問題解決の後押しをする。また、市民や企業からの参加者は、課題発見、データ分析、プログラミング等の資源を提供することによって解決策に貢献する。このように、Hack My Tsukubaは、市民や企業の埋もれている資源を自治体の資源と組み合わせることによって、地域の身近な課題については、市民自らが解決して行ける社会作りに貢献する。 |
博学連携による地域文化財の再生と利活用―土浦市における重要遺跡の調査とパブリック・アーケオロジーの実践―
所属・氏名 | 人文社会系 滝沢誠 |
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概要 |
地域の歴史や文化を語る上で重要な文化財の中には、現在の学術的成果に照らしてみたとき、適切な価値評価を欠いているものが少なくない。また、それゆえに地域の中に埋もれ、学校教育や生涯学習の場で十分に活用されていないケースが多い。本課題では、土浦市立博物館と連携しながら土浦市に所在する重要遺跡の調査を実施し、その成果を市民に直接的に還元することにより、パブリック・アーケオロジー(公共のための考古学)を実践する。 |
盆LIVE2018
所属・氏名 | 比較文化学類 小田島実結 |
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概要 |
平成30年9月22日(雨天の場合23日)に研究学園駅前公園にて祭りを開催する。伝統的な盆踊りと現代的な他ジャンルの音楽との融合、音楽・芸術等のライブパフォーマンスを行う。種々の出店・縁日なども用意し、老若男女が楽しめる祭りを目指す。 |
高齢者コミュニティで作る産学・社会連携プロジェクト 広報誌を介した地域づくり
所属・氏名 | 人間系 原田悦子 |
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概要 |
みんなの使いやすさラボ(以下,みんラボ)は, 地域在住の高齢者250名余が社会貢献として登録し,学内研究グループ,一般企業と共に「モノの使いやすさを考える」活動を広く行っている。こうした活動を一般社会へ広く発信・フィードバックしていくために,高齢者会員を中心に広報誌発行を継続的に実践しており,地域在住の人々との協働活動の場の基盤としても発展させていく。 |
柔道を通じた世界の一流選手と日本の子どもたちとの国際交流
所属・氏名 | 体育系 岡田弘隆 |
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概要 |
本学の柔道コーチング論研究室が海外の柔道家と協力し、国内要所の学校や道場などを訪れ、子どもたちや指導者、保護者らと交流を行う。柔道の合同稽古や技術、トレーニング等に関する最先端の指導を行うほか、お互いの国における柔道や地域に関わる環境や文化などについて学び合い、双方の今後の成⾧発展に繋がるアイデアが交わされる機会を創出する。 |
スポーツを通して東北を元気にする
所属・氏名 | 体育センター 山田幸雄 |
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概要 |
東北地方において、バスケットボール、剣道の講習会を行う。中学生、高校生に対して、筑波大学で培われてきた科学的な練習法やメンタル、体力を含むトレーニング法を伝えるものである。同時に、中学生、高校生を指導する指導者に対しても、子供たちに対する指導法の講習を行うものである。これは、地域の市町村と連携して、地域の子供たちに元気を与え、地域社会の活性化を目指して行うものである。 |
防災・震災復興
地域コミュニティ形成の継続的支援
所属・氏名 | 比較文化学類 小林彩香 |
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概要 |
つくば市には213世帯539人の福島県からの避難者がいる(平成29年8月1日現在)。震災から約7年が経過しつくば市に定住する避難者も見られるが、いまだ避難者が身近にいることを知らない市民も多い。このことから市民に対し避難者への理解を深めてもらえるような媒介が必要であり、また、避難者に寄り添う存在も必要であると考える。したがって、私たち学生が避難者・市民を媒介することでつくば市における避難者・市民・学生のより良い共生社会を目指す。 |
原発事故避難者に対する自立型スポーツ・体操活動の継続支援
所属・氏名 | 体育系 長谷川聖修 |
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概要 |
東日本大震災からおよそ7年が経過し、つくば市には、帰還困難区域からの住民が多数避難している。これまで、つくば市民との交流を目指した体操教室を開催してきた。その避難者らが自立して「グランドゴルフ」を定期的に実践してきたが、参加メンバーの高齢化が進んでいる。今後は、自立した活動が継続できるように寄り添いながら、本学学生が震災体験を直接に聞き、その体験を次世代へと引き継ぐことを目指す。 |
その他
農業体験学習を通じた地元小学生の農業理解の推進
所属・氏名 | 生命環境系 加藤盛夫 |
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概要 |
筑波大学つくば機能植物イノベーション研究センター(以下、T-PIRC)農場水田において、地元の栗原小学校「つくばスタイル科」授業における学習課題「地元の農業を知ろう」に協力して、児童に対して田植えおよび稲刈り体験学習を実施する。児童は水田における手植え手植え移植、鎌による手刈り収穫を通じて、農業という生産活動への理解を深め、食育・環境教育の効果が大きい。 |