筑波大学の社会貢献・地域連携に関する情報をご提供します

社会貢献プロジェクト

令和2年度社会貢献プロジェクト

科学振興・教育

環境

健康・医療・福祉

文化・地域活性化

国際

その他

令和2年度社会貢献プロジェクト一覧

科学振興
先端研究・国際活動を生かした地域社会貢献のための理科教育啓発活動
所属・職名・氏名 数理物質系
准教授
後藤 博正
概要

電子工作(ラジオ工作や静電気センサーの製作)、液晶製作、リン光ゲルの作成、科学実験、静電気の実験など物理基礎実験およびデモンストレーション実験を通し、茨城県内の小中高生への理科系啓発活動を行う。また理科学シンポジウム研究発表を行い優秀者を表彰する。これにより理科教育を実践する。

国際植物の日(Fascination of Plants Day)
所属・職名・氏名 生命環境系
系長
松本 宏
概要

「国際植物の日」は世界のみんなで植物のたいせつさを考える日として欧州植物科学機構(EPSO)の提唱により始まりました。この活動をとおして世界中の人たちと一緒に我々が生きていく上での植物の大切さと植物科学の重要性を考えていくことを目的としています。生命環境系では農業、食糧生産、林業、紙、化学物質、エネルギー、医薬品にいたる植物と植物科学に関する様々な研究が行われており、つくば市内の博物館、研究機関、企業、市民団体とともに一般の方に植物に関する様々な科学を楽しんで学んでいただく機会を提供しています。

国際
外国人児童のためのイラストつき多言語学習辞書開発
所属・職名・氏名 人文社会系
教授
小野 正樹
概要

日本社会において外国人児童の増加に伴い、日本語支援が急務となっている。外国人児童が必要とする日本語は生活日本語と教科の日本語に分けられるが、本プロジェクトは算数と理科の教科の日本語の対訳辞書を備えた学習支援教材である。小学校で教科を教える教員、日本語支援者、生徒、そして生徒の親を結びつける仕組みを持ったアプリで、既存教材や辞書はとは異なるオンライン機能を有する。各国で使用されている教科書を調査し、対応する語彙をイラスト付きで記し、練習モードも有する。外国人児童母語数の多い10言語を目標とする。

筑波大学発SDGs活動発信拠点形成とつくばSDGsパートナーズの育成
所属・職名・氏名 生命環境系
教授
田村 憲司
概要

つくば市は、2018年2月に「持続可能都市ヴィジョン」を発表し、同年6月には、国から「SDGs未来都市」に選定された。これに基づき、行政、民間、市民などあらゆる関係者の間で、持続可能なまちづくりに向けたパートナーシップを深めるとともに、連携・協力を促進している。つくばSDGsパートナーズを育成する本事業は、筑波大学とつくば市が連携して、持続可能なまちの実現に向けて参加メンバーが主役となったまちづくりを進めるためのネットワークを形成するものであり、多くの市民が本育成講座を受講してきている。

国際都市つくばの新しい国際化施策―定住外国籍児童に対する「職育」プログラム
所属・職名・氏名 人文社会系
准教授
明石 純一
概要

つくば市に居住する外国籍住民、おもに青少年や児童に対する職業教育(職育)支援を実施する。彼(女)らに対する日本語教育やキャリアアッププログラムの提供が、本プロジェクトの中心的な活動内容である。これを進めるにあたっては、令和元年度までに構築した大学、自治体、大使館・領事館、公立高校・中学校、外国人学校、NPO、教会、民間企業、支援対象者との協力体制をさらに強化し、「職業レディネス(準備)テスト」、寺小屋授業・進学コンサルテーション、キッザニア講習といった複数の体験型教育を提供する。

高校生アートライター大賞英語部門の独立発展による国際貢献推進
所属・職名・氏名 芸術系
教授
直江 俊雄
概要

アートに関するエッセイのコンテスト「高校生アートライター大賞」英語部門を日本語部門とは独立して開催し、筑波大学より発信する教育的社会貢献活動の国際化を飛躍的に進展させる。同コンテストは2005年より2年に一度開催し、2019年には日本語に加えて英語によるエッセイの募集を創設、12か国より564編(うち英語は51編)の作品が集まった。今後は隔年で英語と日本語を交互に開催し、英語部門では全世界に向けて幅広く貢献することに注力する、その初年度の取り組みである。

⽂化・地域活性化
つくさか食農体験活動支援プロジェクト
所属・職名・氏名 附属高等学校
副校長
深澤 孝之
概要

近年、小中学校や社会教育団体では体験活動を通じた学習効果に期待して、農業や食に関する様々な取り組みが行われている。しかし、実施環境や専門技能が不足する状況下において、現場からは期待する成果を十分に獲得できないという声が多く聞かれる。本プロジェクトでは、本校の長年にわたる農業をはじめとする専門教育活動の実績を原資として、近隣の小中学校や社会教育団体などを対象に、農業や食に関する様々な体験活動機会の提供や支援を行い、それぞれが期待する以上の成果達成の実現に寄与しようとするものである。

つくば市周辺市街地におけるロゲイニングを活用した地域活性化
-大学生とR8地域の交流から生まれる魅力の発見と発信、賑わいの創出、マップづくりとまち歩きの実施-
所属・職名・氏名 芸術系
教授
藤田 直子
概要

つくば市は研究学園都市として光が当たる一方で、周辺部の衰退化が問題となっている。旧市町村時代に各地の中心部だった8つの地域は、現在は周辺市街地(R8)と呼ばれ、活性化策が模索されている。各地域では「魅力の発見・発信」「イベント」「賑わい」「交流拠点」「まち歩き・マップ」を実現したいと考えられていた。私達はそれらを【地域を知り、それを明示し、地域に人を呼び、場を活用する】という一連の流れと解釈し、大学生が地域の魅力を発信するとともに、ロゲイニングを利用した地域活性化を実施している。

つくば市における外国人児童生徒支援体制の構築
所属・職名・氏名 人文社会系
准教授
松崎 寛
概要

近年急増する外国人児童生徒に関わる様々な問題に対応するべく、筑波大学、つくば市教育委員会、市内の小中学校、市民ボランティア団体、つくば市国際交流協会と連携し、問題を解決できる体制を整備する。具体的には、大学生日本語支援者バンクの整備、児童の放課後学習支援スペースの開設、関係機関の職員による連絡会・勉強会の開催などの実現に向けて、各機関が有している課題の共有と、具体的解決に向けたアイデアの立案を行う。

高齢者コミュニティで作る産学・社会連携プロジェクト:広報誌を介した地域づくり
所属・職名・氏名 人間系
教授
原田 悦子
概要

みんなの使いやすさラボ(以下、みんラボ)は、 地域在住の高齢者250名が社会貢献として登録し、学内研究グループや一般企業と共に「モノの使いやすさを考える」活動を継続的に行っているリサーチユニットである。みんラボの活動を一般社会へ広く発信・フィードバックしていくために、高齢者会員からのボランティア編集委員を中心に、広報誌を継続的に作成・発行している。今後も広報誌の作成を通して、地域在住の人々と共に「モノの使いやすさ」を考える協働の場を発展させていく予定である。

文京ラグビースクール活動支援
~小学生へのラグビー普及活動の一環として~
所属・職名・氏名 附属高等学校
教諭
山田 研也
概要

文京区周辺の小中学生を対象に、2013年4月より開校している「文京ラグビースクール」(通称:BRS)の活動を、本学ラグビー部、附属高校ラグビー部およびそのOB会により支援する。東京都内、特に山手線内はグラウンド確保が難しく、2010年までラグビースクールは存在しなかった。文京区内に広大な敷地を有する附属学校のグラウンド、および日本選手権準優勝の実績を誇る本学ラグビー部の人材を有効に活用することにより、この地区におけるラグビーの普及に貢献することを目的とする。

まかべ「繋」プロジェクト
所属・職名・氏名 理工学群社会工学類
(学生)
安藤 慎悟
概要

桜川市真壁町真壁(以下、真壁)は、重要伝統的建造物群保存地区に指定されているが、人口減少、少子高齢化、空き家増加といった地方都市の抱える多くの問題が生じている。人口減少に伴い、住民同士の交流は減り、かつての賑わいも失われてしまった。その真壁に若者が訪れること自体に価値があると私たちは捉えた。学生と住民の方が交流する機会を設けることで、住民の方のことを知り、私たち学生のことを知ってもらう。真壁での住民同士の繋がりや、学生と住民の繋がりを図り、真壁のまちの活性化を目指すプロジェクトである。

学校ボランティア
所属・職名・氏名 人間学群教育学類
(学生)
吉崎 雄登
概要

学校ボランティアグループは光輝学園手代木中学校で放課後支援の一環として、学習チューター活動を行っています。活動は主に水曜日の放課後に実施しており、学校の行事に合わせながら面談期間や定期テスト前に集中して行うなどの学校側のニーズに合わせた活動をしております。

環境
「いもりの里」をモデル拠点とした谷津田・里山の復元・維持管理ネットワークの継続的発展2020
所属・職名・氏名 生命環境系
助教
丸尾 文昭
概要

「いもりの里」事業では、典型的なある荒廃した谷津田・里山(取手市)を舞台に、地域住民と行政、学術サイドが協働して農村・都市一体型の維持管理ネットワークの構築に成功し、イモリ(絶滅が心配される水生動物)も棲める上質の自然環境を復元しながら、生命環境教育・農業体験・地域産業振興活動などの総合プログラムを実践している。本事業では、「いもりの里」をモデル拠点として発展的に活用・維持しながら、周辺地域への拡充計画策定や周辺小学校での科学体験学習を支援する。

生物多様性つくば戦略の作成推進を通じた環境マイスターの育成・スキルアップ事業
所属・職名・氏名 生命環境系
教授
上條 隆志
概要

本プロジェクトは、環境に対する正しい知識と技能を身につけ、地域社会において環境教育や環境保全の指導者となる市民を育成する事業である「つくば市環境マイスター育成事業」の一環として行われる。本事業では、つくば市の自然環境、文化・都市環境を習得テーマとし、地域特性の高い環境教育を行ってきた。本年度は、特につくば市の生物多様性保全を習得テーマとした実践的な環境教育を実施する。これにより、つくば市の生物多様性戦略作成に貢献すると共に、認定を受けてきた環境マイスターの一層のスキルアップを促す。

健康・医療・福祉
若き才能を潰させない!車載型 MRI による少年少女スポーツ検診の試み
所属・職名・氏名 医学医療系
講師
岡本 嘉一
概要

日本の少年スポーツは所謂パパコーチによるスポーツ少年団単位による活動が主流である。しかしパパコーチは実質的に素人で、メディカルの知識もない。これによって無謀な試合数や怪我の軽視が甚だしく、日本の少年少女スポーツは才能ある選手が小学生の段階で潰れてしまうケースが増えている。そこで我々はMRI 装置を超小型化して車載し、練習場や大会場でスポーツ検診(現在は野球選手の肘とテニス選手の手首、まもなくサッカー選手の膝)を開始した。我々はこの結果の蓄積と公表にて日本の少年スポーツ界の在り方に一石を投じたい。

『つくばキッズメディカルユニバーシティ 2020』
~小学生対象の医療現場体験ツアー~
所属・職名・氏名 附属病院
看護師
小谷 美咲
概要

知的好奇心の旺盛な年少期の学童にとって医学・医療の世界は非常に関心度の高い魅力的な分野だが、残念ながらその関心と理解を深める実体験可能な場が本邦では少ない。今回筑波大学近隣地域の小学生を対象に最先端の医学・医療が実体験可能な本企画を開催し多種多様な子供達の興味や能力の醸成と子供達の将来の職業選択の裾野が広がるきっかけとしたい。また医学的リテラシーの涵養活動を通じて地域社会に医学・医療ひいては本学の魅力を提示する。

発達障害のある高校生向け大学生1日体験講座:縦と横につながる支援の輪
所属・職名・氏名 人間系
准教授
佐々木 銀河
概要

大学進学を希望する発達障害の高校生を対象にした大学生1日体験講座を実施する。講座では大学生活をイメージできる模擬授業や、発達障害当事者・大学生メンターとの関わり、最新のWEBツールの体験機会を設ける。今年度は茨城県だけでなく、東京都でも開催し、広く関東圏の地域の高校生を中心に参加者を募る。参加した高校生が講座後も自身の生活の中から自己理解を深められるようフォローアップを行い、関係者と情報共有しながら、「縦(高校から大学進学)と横(家族、友人、教員等)につながる」社会のサポート体制の構築を進める。

ダイバーシティトイの使い方を子ども、保護者、保育者に伝える障害理解活動
-ダイバーシティの街で多様性を認める人をつくる人づくりの第一段階として-
所属・職名・氏名 医学医療系
准教授
水野 智美
概要

車いすや義足を使っているバービー人形やレゴブロック、点字ブロックや障害者用駐車スペースが設置されているプラレールやトミカなど、ダイバーシティトイがたくさん販売されるようになった。これらを使って上手に遊ぶことによって、子どもの障害理解はどんどん進んでいくが、適切な導きがないと逆の効果が生じることがこれまでの研究から確認されている。本活動では、地域の幼稚園や保育園を回って、子どもにダイバーシティトイを適切に使って遊ばせるとともに、保護者や保育者にそれを見せて遊ばせ方を学んでもらう。

救急隊を対象とした新たな病院前周産期救急教育の推進
所属・職名・氏名 医学医療系
准教授
宮園 弥生
概要

新生児の出生に関わる全ての職種において、新生児蘇生法教育の習得は非常に重要である。従来の新生児蘇生法講習会は医療機関の専門職を対象としており、自宅など医療機関以外で出生した新生児に関わる救急隊が実践で運用するには様々な課題があった。令和2年より救急隊対象の病院前新生児蘇生法(プレホスピタルコース)が新たに設立されることになり、本コースを県内外の救急隊に普及させていくことを目的とする。また、分娩対応講習会を同時開催することで、病院前周産期救急全体のレベルが向上することを目指すものである。

小児外科として社会貢献できることは・・・
所属・職名・氏名 医学医療系
教授
増本 幸二
概要

小児外科は0歳児から15歳までを対象の診療科である。大人のミニチュアではない小児に対しての専門性の高い診療科であるが、外科的治療・手術が中心のためにその内容や役割は知られていない。どのような科なのか、どのような手術・治療しているか、また小児科との違いはどんなことか、医療従事者・養護教諭に手術の内容・術後の補助用具の取り扱いなど専門的内容を詳細に伝える。また、子育て中の母親・保護者にもわかりやすく具体的に説明する。

その他
農業体験学習を通じた地元小学生の農業理解の推進
所属・職名・氏名 生命環境系
助教
加藤 盛夫
概要

筑波大学つくば機能植物イノベーション研究センター(T-PIRC)農場水田において、地元の栗原小学校「つくばスタイル科」授業における学習課題「地元の農業を知ろう」に協力して、児童に対して田植えおよび稲刈り体験学習を実施する。児童は水田における手植え移植、鎌による手刈り収穫を体験するとともに、小学校でも農業の意義や米作りについて自主学習を行い、米づくりや農業という生産活動への理解を深めるとともに、地元の農業や食文化についての関心も深める。

特別支援教育におけるオンライン会議システムを活用した指導力向上研修プログラムの開発と発信
所属・職名・氏名 特別支援教育連携推進グループ
教諭
佐藤 北斗
概要

インクルーシブ教育では、すべての子供が共に学ぶことと個別の教育的ニーズのある子供に対して的確な指導を行うことが求められており、指導力の向上が課題である。そこで本事業では、オンライン会議システムを活用して国公私立学校及び教育委員会の教職員を対象に特別支援教育に関する講座配信を行う。特徴は講師と受講生、受講生間の対話型講義・演習である。また、インターバルを設けて理論と実践を融合する機会を設けた。その成果は、当グループが運用する教材データベースにて国内外に発信し、インクルーシブ教育の進展に貢献する。