筑波大学の社会貢献・地域連携に関する情報をご提供します

News

令和3年度科学技術週間について

2021/04/19

令和3年度科学技術週間

新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、令和3年度科学技術週間は録画配信で行いました(録画配信期間:令和3年4月12日~4月18日)。
沢山のご視聴、誠にありがとうございました。

大学紹介 (広報室)

筑波大学キャンパス2020 / University of Tsukuba Campus 2020

筑波大学キャンパス2020 / University of Tsukuba Campus 2020

筑波キャンパスは、我が国最大の最先端研究開発拠点である筑波研究学園都市に位置します。敷地面積258ヘクタール(東京ドーム約55個分)の森林公園を基調とした景観のなかに、変化に富んだ斬新なデザインの施設を効率的に配置しています。正門がないのも特徴のひとつで、建学の理念にある「開かれた大学」を体現した開放的なキャンパスです。

大学教員へのインタビュー動画 (広報室)

脳のはたらきを計算機で再現する

脳のはたらきを計算機で再現する

計算科学研究センター 堀江 和正(ほりえ かずまさ) 助教インタビュー動画。人間の脳の中では、膨大なデータ処理が行われています。それを計算機上で再現しようとするのがニューラルネットワーク。人工知能研究の一分野で、ディープラーニング技術の登場により、急速に発展しつつある領域です。これを利用し、生命科学や医療の分野において、人が行ってきた高度な判断のスキルを、人と同等の精度で再現できるようなプログラムの開発に取り組んでいます。

一つひとつの細胞が放つ光を識別する

一つひとつの細胞が放つ光を識別する

筑波大学 生命環境系 八幡 穣(やわた ゆたか) 助教インタビュー動画。ほぼ全ての細胞は、生まれつき発光性(蛍光)を持っています。細胞の中には様々な小器官や代謝物が含まれており、その構成や状態によって異なる光が放たれます。個々の細胞が発する光の集合から、一つひとつの細胞の性質を見分ける技術を開発し、単細胞でありながら、人間と地球環境にとって、なくてはならない存在である微生物の生態とその能力を解明しようとしています。

自分の強みを生かして再生医療をサポート

自分の強みを生かして再生医療をサポート

筑波大学 医学医療系 西村 健(にしむら けん) 准教授インタビュー動画。様々な細胞に分化できるiPS 細胞の登場は、再生医療の技術を大きく飛躍させました。臨床研究も進み、実用化がすぐそこまできているような印象がありますが、実はiPS細胞のクオリティは一定ではなく、質の悪いものが含まれていると、移植後のがん化につながってしまうことがあります。iPS細胞が作られる過程を探りながら、より良いiPS細胞を得るための技術開発を目指しています。

社会のニーズに応える新しい炭素材料を生み出す

社会のニーズに応える新しい炭素材料を生み出す

筑波大学 数理物質系 伊藤 良一(いとう よしかず) 准教授インタビュー動画。炭素は、原子同士の結合状態によって、石炭にもダイヤモンドにもなります。炭素原子が六角形に連なり、シートを構成したものがグラフェンです。この構造になると、ダイヤモンドよりも結合が強くなり、触媒能力を持たせることもできるため、電池の電極材料としての応用研究が盛んです。このグラフェンに立体的な構造を与え、これまでにない特性を持った材料を開発しています。

自分にしかできない医療を届けたい

自分にしかできない医療を届けたい

筑波大学 医学医療系 沖山 奈緒子(おきやま なおこ) 講師インタビュー動画。皮膚科を受診すると、患部を一瞥しただけで病名を告げられることがあります。ちょっと不安な気もしますが、実は皮膚科の診断では「見た目」がとても重要です。しかし近年、同じ病気でも、患者ごとに様相が異なるものがあることがわかってきました。経験値に基づく視診と、病理検査の結果をつなぎ、より効果の高い治療ができるよう、診療と研究の両面からアプローチしています。

やわらかな物質が見せてくれる美しい世界

やわらかな物質が見せてくれる美しい世界

筑波大学 数理物質系 菱田 真史(ひしだ まふみ) 助教インタビュー動画。油を水に入れると、水を避けるように集まります。誰でも知っている現象ですが、このとき、水と油の間にどのような相互作用があるのかは、実はよくわかっていません。界面活性剤や生物の細胞膜なども、水との関わりによって構造が決まりますが、その仕組みは十分に解明されていないのです。こういったやわらかい物質、とりわけ脂質膜が水中で様々な構造を形成する際のメカニズムに注目しています。

オリンピック・パラリンピック教育をレガシーに

オリンピック・パラリンピック教育をレガシーに

筑波大学 体育系 宮崎 明世(みやざき あきよ) 准教授インタビュー動画。2020 年の東京オリンピック・パラリンピックまであとわずか。様々な準備が進んでいますが、その一つに「オリンピック・パラリンピック教育」があります。単にオリンピックとは何か、だけではなく、オリンピックの精神を学び、さまざまな場面に生かしていく。それはスポーツが得意か苦手かには関係ありません。そういった学びをレガシーとして残していけるような教材づくりと、その普及を目指しています。

外国人と共生するための日本語教育

外国人と共生するための日本語教育

筑波大学 人文社会系 松崎 寛(まつざき ひろし) 准教授インタビュー動画。日常生活はもとより、日本で学んだり働いたりしていくための、新しい日本語教育の方法論を研究しています。

木材の加工技術で楽器の歴史を変える

木材の加工技術で楽器の歴史を変える

筑波大学 生命環境系 小幡谷 英一(おばたや えいいち) 准教授インタビュー動画。弦楽器や木管楽器に使われる木材を中心に、より良い性質を引き出し、価値を高めるための研究を進めています。

彫刻から生まれるコミュニケーション

彫刻から生まれるコミュニケーション

筑波大学 芸術系 宮坂 慎司(みやさか しんじ) 助教インタビュー動画。彫刻の作品制作を通じて、自分の表現を追求しつつ、鑑賞者とのコミュニケーションの在り方についても、様々なアプローチを試みています。

カエルの声に誘われて

カエルの声に誘われて

筑波大学 システム情報系 合原 一究(あいはら いっきゅう) 助教インタビュー動画。数理モデルやロボットを使ってカエルの生態に迫ります。

新型コロナウイルス緊急対策のための大学「知」活用プログラム (URA 研究戦略推進室)

世界規模での新型コロナウイルス流行によって、生命の危機にさらされ、従来の社会システムの変革を余儀なくされるなど、想定していなかった多様な問題が浮き彫りになりました。2020年5月、本学の研究力を発揮しこうした問題の解決に貢献するため「大学『知』活用プログラム」として27件の研究プロジェクトが始動しました。27の研究プロジェクトの成果やインタビュー記事をウェブサイトで発信しています。

筑波大学「知」活用プログラム

最新のインタビュー記事はこちら

ひきこもりから「学ぶ」新しい生活様式の在り方を逆転の発想で提案するプロジェクト

ひきこもりから「学ぶ」新しい生活様式の在り方を逆転の発想で提案するプロジェクト

筑波大学 医学医療系 太刀川 弘和(たちかわ ひろかず) 教授によるワークショップ動画。新型コロナウイルス対策の状況下で、精神科の臨床現場では、ひきこもり患者の抑うつ症状が改善する現象が散見されています。もし引きこもりの本質が、社会的スティグマ(個人や集団が持つある特徴に対する、差別・偏見・負のイメージ)からの回避であるならば、国民的引きこもり状態は、むしろ引きこもり患者にとっては好環境かもしれません。逆にひきこもっている人の平時の生活を詳しく調査することで、メンタルヘルスを維持しつつ感染予防を可能とする新たな生活様式を提案できる可能性もあります。健全な引きこもり方を「学ぶ」という逆転の発想はできないでしょうか。本プロジェクトでは新型コロナウイルス感染症による外出自粛要請が発令される前後で、生活様式と精神状態、対人関係がどのように変化したか、メンタルヘルスを維持するための生活上の工夫は何か、健常者やひきこもり傾向のある方々へ横断的なアンケート調査を実施し、その結果から新しい生活様式を提案します。

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新型コロナウイルス(COVID-19)感染予防策の推定

新型コロナウイルス(COVID-19)感染予防策の推定

筑波大学 ビジネスサイエンス系 倉橋 節也(くらはし せつや) 教授によるワークショップ動画。新型コロナウイルスの感染の拡大やその影響を計算機で予測する手法の多くでは、個々の人々が、個々の場所に位置し、個々の動きをするその「個」を塗りつぶしてしまい「マスの振る舞い」だけを推測します。一方、新型コロナ危機状況下の実際の社会においては、個人の感染制御と個人の経済活動の可能な限りの維持を両立する対策が必須です。そこでこのプロジェクトでは、各個人が様々な場所にある様々の施設で行う経済活動まで含めて推測できる「インディビジュアルベース感染モデル」という手法を使います。英国政府の感染対策でも活躍したこの手法を使い、日本で行うべき対策を提言していきます。

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コロナ禍で比較的安全と思われるランニング方法の検討

コロナ禍で比較的安全と思われるランニング方法の検討

筑波大学 医学医療系 岡本 嘉一(おかもと よしかず) 講師によるワークショップ動画。2名のランナーが前後に並んで走った呼気粒子が10メートル程度後方まで飛散するというランニングにおける感染症拡大の警鐘を鳴らした先行研究により、ランニング活動も自粛傾向にあります。本プロジェクトでは、様々な気候環境下、条件下でランニングの呼気シミュレーション実験し、呼気飛沫がどのような飛程を示すのか検証し、呼気が他人にかからず迷惑のかからないランニング手法の開発やランニング環境を提案することを目標とし、感染症防止対策ができる持続可能なランニング法を社会一般に広く提案する予定です。

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Remote Museum Explorer

Remote Museum Explorer

筑波大学 計算科学研究センター 北原 格(きたはら いたる) 教授によるプロジェクト紹介動画。近年、ストリートビューで見られる範囲が博物館や美術館の内部まで広がり、絵画のような平面的展示物の遠隔鑑賞が可能になりつつあります。また、スミソニアン博物館では展示物のCGモデルを作成することで視点位置を移動しながらの3次元的な鑑賞サービスを提供しており、技術進歩により遠隔地の立体展示物の鑑賞も少しずつ可能になっています。しかし、博物館の多種多様な展示物の3D モデルを作成するためには、膨大な労力・費用・時間が必要であるにも関わらず、鑑賞する人の視線を調査すると、代表的な見え方の視点で展示を見続ける、つまり視点をあまり動かさずに鑑賞する傾向が非常に強く、3D コンテンツの高度な表現力が有効に活用されていないと言われています。Remote Museum Explorer プロジェクトでは、博物館の立体的な展示物を撮影した多視点画像と見どころなどを伝える文字情報を連動させることによって、閲覧者が自由かつインタラクティブに展示物の鑑賞を楽しめる技術の開発を目指しています。

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スーパーコンピュータ Cygnus と計算科学研究の世界 (計算科学研究センター)

スーパーコンピュータCygnusと計算科学研究の世界

筑波大学計算科学研究センター(CCS)に設置されているスーパーコンピュータCygnusと、スーパーコンピュータを使った研究について紹介します。
Cygnus はGPU とFPGA という2種類の演算加速装置をもつ世界最初のスーパーコンピュータです。
CCS では、ほかにもCygnus を組み上げる様子や研究紹介などの動画を公開しています。

地上の太陽を目指す未来エネルギー研究を知ろう!!(プラズマ研究センター、数理物質系(物理学域・物理工学域))

地上の太陽を目指す未来エネルギー研究を知ろう!!

太陽は地球、人類のエネルギーの源泉で、プラズマ状態の水素同士が核融合反応を起こしてヘリウムに変換され、エネルギーを発生しています。太陽のエネルギー源を地上に実現しようという未来エネルギーの研究が筑波大学でも行われています。この魅力的な未来エネルギーの研究開発について紹介します。

日本初!ゲノム編集トマト「シシリアンルージュハイギャバ」とは (つくば機能植物イノベーション 研究センター センター長/生命環境系 教授 江面 浩)

筑波大学と大学発ベンチャーのサナテックシード株式会社はゲノム編集技術という新しい品種改良によって、GABA 含有量が高いトマトを作り出すことに成功し、昨年12月には日本初のゲノム編集食品として流通する見込みとなりました。ゲノム編集やこのトマトはどのようなものでしょうか。4本の動画にて説明します。

① 品種改良とは

品質改良とは

② ゲノム編集技術とは

ゲノム編集技術とは

③ 食品の安全性とは

食品の安全性とは

④ 「シシリアンルージュハイギャバ」とは

「シシリアンルージュハイギャバ」とは
構造エネルギー工学学位プログラム 研究室紹介 (構造エネルギー工学学位プログラム)

構造エネルギー工学学位プログラムにおける研究と研究室のアクティビティについて紹介します。

熱流体制御・計測 (阿部・金子) 研究室紹介
(システム情報系 准教授 金子 暁子)

熱流体制御・計測 (阿部・金子) 研究室紹介

計算・構造工学(磯部) 研究室の研究紹介
(システム情報系 教授 磯部 大吾郎)

計算・構造工学(磯部) 研究室の研究紹介

高性能建築構造 (金久保) 研究室紹介
(システム情報系 教授 金久保 利之)

高性能建築構造 (金久保) 研究室紹介

亀田研究室紹介
(システム情報系 准教授 亀田 敏弘)

亀田研究室紹介

高解像度気候変動シナリオを用いた大都市圏の風水害脆弱性評価に基づく適応に関する研究の紹介
(システム情報系 准教授 大樂 浩司)

高解像度気候変動シナリオを用いた大都市圏の風水害脆弱性評価に基づく適応に関する研究の紹介

沿岸環境リモートセンシング (武若) 研究室紹介
(システム情報系 教授 武若 聡)

沿岸環境リモートセンシング (武若) 研究室紹介

プラズマ電磁流体工学 (藤野) 研究室紹介
(システム情報系 准教授 藤野 貴康)

プラズマ電磁流体工学 (藤野) 研究室紹介

混相流 (文字) 研究室紹介
(システム情報系 教授 文字 秀明)

混相流 (文字) 研究室紹介

金川研究室紹介 (システム情報系 助教 金川 哲也)

金川研究室紹介

数学を武器に工学に挑むガチ理論の工学系研究室(手計算99%、数値計算1%、実験0% !!) です。
機械工学に係る基礎力学全てを基礎にした、理論物理のカラーを有する工学基礎研究をしています。
流体物理と熱力学の神髄に数式で迫ります。

インフラ情報 (庄司) 研究室の研究紹介 (システム情報系 教授 庄司 学)

インフラ情報 (庄司) 研究室の研究紹介

2020年筑波大学工学システム学類「夏の大学説明会」のインフラ情報研究室 (庄司研) の研究紹介ビデオです。

オリンピックなどの競技スポーツを対象とした工学的支援について (システム情報系 准教授 松田 昭博)

オリンピックなどの競技スポーツを対象とした工学的支援について

筑波大学工学システム学類の高分子材料工学研究室の紹介ビデオです。工シス概論という講義の一部を編集しました。スポーツの工学 (ものづくり) に関する研究を行っています。

三目研究室・森田研究室紹介 (システム情報系 助教 三目 直登、助教 森田 直樹)

三目研究室・森田研究室紹介

筑波大学の三目研究室と森田研究室合同の研究紹介PVです。より詳しい情報を知りたい方はHPをご参照下さい。

三目研 HP

森田研 HP

YASO 建築構造研究室紹介 (システム情報系 准教授 八十島 章)

YASO 建築構造研究室紹介

2020年5月31日に行われた筑波大学大学院 構造エネルギー工学学位プログラムのオープンキャンパスでの研究室公開を録画したものです。

3D シアター:X 線CT による小さな生き物たちの世界 (応用理工学類3D 映像制作チーム)

身近にいる小さな生き物たちを物質を透過するX線で見るとどのように見えるでしょうか。虫、花、魚に皆さんも小さくなって近づいてみましょう。X線CTの原理の解説とともに3次元実測データにより作成された3D映像。
(筑波大学 理工学群 応用理工学類 3D映像制作チーム)

3Dバージョン

3Dバージョン

2Dバージョン

2Dバージョン
理科面白実験の世界 (数理物質系 後藤 博正 教授)
理科面白実験の世界

テルミン装置やボコーダー、静電気センサーなどの様子を配信します。

筑波大学発 -面白不思議理科実験・工作隊- (数理物質系 小林 正美 准教授)
筑波大学発 -面白不思議理科実験・工作隊-

いろいろな科学おもちゃがいっぱい。50年前の「サンダーバード」に登場の光で回るラジオメーター、「あまちゃん」で登場した水飲み鳥、「崖の上のポニョ」のポンポン船。野球ゲーム盤や魚雷戦ゲームも!割り箸テンセグリティー:6本Ver は簡単でも12や30本Ver は手強い!レコードを手に取り、静かに針を降ろしてみましょう。

放射性物質の「動態」を研究する、セシウムの大気中濃度の変化 (システム情報系・アイソトープ環境動態研究センター 羽田野 祐子 教授)

福島原子力発電所事故から10年たちました。放出されたセシウムが10年間でどの程度減ったか、今後どこまで元の状態に戻るか、ご関心の方々もいらっしゃるのではないでしょうか。私共はそのような長期予測を研究しています。この動画以外に他の研究者がテストし、チェルノブイリ後20年の実測値とも合致します。ぜひご覧下さい。

放射性物質の「動態」を研究する

放射性物質の「動態」を研究する

セシウムの大気中濃度の変化

セシウムの大気中濃度の変化
筑波大学宇宙技術プロジェクト活動紹介 (理工学群工学システム学類 相沢 慧)
筑波大学宇宙技術プロジェクト活動紹介

宇宙技術プロジェクト(STEP)は筑波大学の学生団体です。宇宙やものづくりに興味のある学生が集まり、ハイブリッドロケットや模擬人工衛星(CanSat)の制作・運用を行なっています。
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